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南部〉名所古跡・グルメとセットで 頼清徳市長、美容医療観光を推進 2014/10/05

資料出所: 2014-06-09〔洪瑞琴記者/台南報導〕
 

頼清徳市長は昨日、芸群皮膚科診療所グループ本部・アジア太平洋美容医療教育訓練センターの開所式に出席し、以下のように話した。「上海で医療美容観光をPRした際、居合わせたメディアからどうして医療美容だけしか宣伝しないのかとの質問を受けた。その場では「医療美容は台南の強み」と答えたが、医療観光を名所古跡やグルメといった観光とリンクさせることもできる。上海の冬は寒いので、台南でのウィンターバカンスを兼ねた医療観光のツアーを組むのもいい。」
 


頼清徳市長(左から3番目)が台南市医師公会理事長王正坤(左から4番目)氏が創設した芸群皮膚科診療所グループ本部開所式に出席、医療界や政官界から多くの人が駆けつけた(撮影:洪瑞琴記者)
 

芸群皮膚科診療所グループの本部は、敷地面積550坪、台湾最大の皮膚科診療所として有名な台南の新しいランドマークだ。台南市医師公会理事長・大台南観光聯盟理事長の王正坤氏により創設された同本部の開所式には医療界や政官界から多くの人が集まった。
 

王正坤氏は「開所式にこの6月8日を選んだのは、以前頼市長を招待した時に、市長がこの日は台湾にいるはずだと言っていたからだ。市長は昨夜中国から台湾に戻り、家に着いたのは深夜2時だったそうだが、約束通り式に駆けつけてくださった」と述べた。
 

民進党立法委員の陳亭妃氏、黄偉哲氏および国民党の立法委員蘇清泉氏の他、台南市の与野党議員も祝賀に訪れた。王正坤医師はあいさつの中でこうつけ加えた。「今日この盛大な場に、与野党のオピニオン・リーダーが一同に集まってくださった。『与野党大和解』を果たして、ともに台湾の美しい未来を作っていただきたい。」
 

市政府の力で関連産業をまとめてPR

台南市衛生局長の林聖哲氏は以下のように述べた。「医療美容観光プロモーションイベントの反応は良かった。上海の旅行業者は、1日目はグルメ、2日目は医療美容、3日目は再検診というようなツアープログラムを組んではどうかと提案している。他自治体の病院・診療所が孤軍奮闘しているのと異なり、台南市は市政府の力で関係産業を取りまとめ、総合的にプロモーション活動を行っているため、医療観光の効果と利益を十分に発揮できる。」
 

林氏は、「現在6つの医院のハイレベル健診、12の美容医療診療所、4つの歯科診療所が医療観光戦略プロモーション活動に加入しているが、さらに多くの資源を投入することが待たれている。観光団が台南に到着後、『2時間以内に各病院・診療所で受診ができ、長く待つ必要がない』というような仕組みを台南市で実現したい」と話している。