「台南帖」で観光PR 日本のイラストレーターが著作権提供 | 2014/10/05 |
日本のイラストレーター、ヤマサキタツヤさん(左から2番目)・ハナコさん(左端)兄妹と頼清徳台南市長(右から2番目)が1日、共同記者会見を開き、「台南帖」の著作権を市政府に無償で提供し、台南をPRしていくことを発表した。(中央社)
資料出所【大紀元9月1日報導】(中央社張栄祥記者台南1日電)
日本のイラストレーターの兄妹、ヤマサキタツヤさんとヤマサキハナコさんは、作品の「台南帖」の著作権を本日台南市政府に無償で提供、市政府は1500冊印刷し、日本に送って台南旅行を宣伝することにしている。
ヤマサキ兄妹は、本日頼清徳台南市長と共同で記者会見を開き、「台南帖」の著作権を市政府に無償で提供すると発表した。「台南帖」はヤマサキ兄妹が台南を紹介した初期のイラスト集だ。2人は今年7月末に日本の角川出版社からより豊富な内容の『オモロイ台南~台湾の古都でしこたま食ってきました~』という旅行ガイドを出版したところだ。
ヤマサキタツヤさんは、「はじめて台湾に来たときに台南を訪れた。台南は都市の趣きも、道路や生活の雰囲気も日本とはまるで違うと思った。一番おもしろかったのは『人』の部分。台南の人は親切で、おいしい小吃も紹介してくれる」と話した。
ヤマサキハナコさんは、「台湾には来たことがあったけれど、以前は台北と高雄しか知らなかった。偶然台南という街を発見して、なんだか昔から知っているような、どこか懐かしい感じがした。」と語った。彼女は台南の暮らしの雰囲気を非常に気に入り、かつてワーキングホリデーで1年台南に暮らしたこともある。
市政府によると、「台南帖」は1500冊印刷して駐大阪経済文化弁事処や各観光スポットに送り、台南旅行をPRする予定で、将来は台湾鉄道台南駅、台湾新幹線台南駅、台南空港などにも置き、自由に取ってもらえるようにするつもりだという。
さらに、今年10月末の台南・大阪間の直行便の就航に合わせて、市政府は『オモロイ台南』を200冊購入し、ヤマサキ兄妹を招いてともに日本で台南の宣伝をすることも計画している。
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