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中東で台湾医療サービスが好評 初の健康診断・治療ツアー |
2014/07/12 |
中東で台湾医療サービスが好評 初の健康診断・治療ツアー 出所:(中央社情報サービス20140513 16:00:30)
台湾対外貿易発展協会は、今日、調印記者会見を開き、我が国の中東における最初の医療サービス仲介プラットフォーム――ドバイZabeelグループと国泰・振興・長庚・中栄・敏盛の5つの医療機関との提携基本合意書の調印に立ち会った。今後は、中東の人々が台湾に来て医療サービスを受けるのがより便利になる。今回、3名のアラブの市民が台湾の医療品質を高く評価し、訪台して医療サービスを受けることになった。 今年(2014年)2月中旬、衛生福利部の邱部長が40名近い医療機関の代表を引き連れてアラブ首長国連邦に赴き、我が国の優れた医療サービスをPRし、また、ドバイ台湾貿易センターの引き合わせで、我が国の中東における最初の医療仲介プラットフォームをドバイに設立した。その後3ヶ月足らずで、第1次中東医療団が直行便で台湾を訪れ、健康診断を受けた。 対外貿易発展協会の葉明水副秘書長は「今回の第1次医療団の意義は大変大きい。第一に、今回は我々の中東仲介プラットフォームが取り扱う最初の医療団であり、画期的なものだ。さらに、中東の人々は一般的に欧米や韓国、タイなどで治療を受けることが多いが、今回、台湾を選択したということは、中東の人たちが台湾の高品質の医療技術を認めてくれたことを示している。今後、口コミによって、より多くの中東の人々が我が国の医療サービスを利用しに来台してくれるようになると信じている」と述べた。 近年ドバイの発展はめざましく、世界一高いビルであるブルジュ・ハリーファ、世界的7つ星級ホテルのブルジュ・アル・アラブ、更には世界最大の人工島など、多くの世界一を生み出している。加えてドバイ政府はパッケージ・マーケティングが得意で、ドバイをブランド化してマネジメントし、話題を創りだすことに成功している。しかし、実のところ国民の健康には不安がある。アラブ首長国連邦の一人あたりの平均所得は6万米ドルを超え、世界第6位だが、しかし、塩分、脂質、糖分の多い食生活のため、肥満症や心臓血管疾患等の慢性疾患を患う人の割合は相当に高い。湾岸協力会議衛生事務部理事のTawfik Khoja氏が「2014年ドバイ国際家庭医学会議および展覧会」で発表した情報によると、中東湾岸国家では30歳以上の糖尿病患者は総人口の12~24%、心臓関連疾患の患者は20~45%を占めるという。 医師と看護師の不足、慢性疾患の大幅増加、医療資源の不足および高費用などの原因により、中東地域における今後の医療需要は倍増が見込まれる上、エミレーツ航空がドバイ-台北間の直行便の運行を開始し、交通の利便性も増している。我が国の優れた専門医療サービスは、中東の人々に多様な選択を提供し、医療サービスを受けるために訪台してもらうことを促進できる。今こそ台湾が患者層を多様化する契機である。 ドバイのZabeelグループの責任者Mr. Fuadは、「今後、訪台の経験をより多くの友人に伝えたい。また、台湾の自由経済モデル地区の国際健康産業に投資して、当グループの台湾拠点を設置することも考えられる」と述べた。 情報出典:中華民国対外貿易発展協会
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