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観光工場はおもしろい 台南ですでに15軒 2014/04/13

 

観光工場はおもしろい 台南ですでに15軒
 

出所:記者陳佳伶/新営報道 中華日報          日付:2014年3月11日

市民が地図を見て好きな場所を選び、見学に行くことができるよう、市政府経済発展局が広報用パンフレット『おもしろ観光工場』を刊行。

 

 観光工場市場の将来性から、台南市内の観光工場は現在すでに15軒に達している。そんな中、台南市政府は各工場の特色や見学情報、連絡先などを全て収めた広報用パンフレット『台南市おもしろ観光工場』を刊行した。市民はインターネットで検索するか、または経済発展局でパンフレットを受け取り、地図を見て好きな場所を選び見学に行くことができる。

 

 経済発展局の殷世熙主任秘書は次のように語る。「現代人はとても旅行が好きで、中でも特に知的な旅を好む。観光工場はこうした時流に応じて生まれた。観光工場を一度訪れるだけで様々な商品の製造工程を学ぶことができ、多くの知識を得ることができる。その上それぞれ特色ある商品や土産品を持ち帰ることもできるため、大勢の人々が詰めかけている」。

 

 市政府は近年、観光工場付近の観光スポットと結び付けて観光工場ツアーをPRしており、観光工場見学に参加したついでに近くの観光スポットや商店を散策し、台南スローライフの楽しさを体感してもらおうと市民に働きかけている。また、近年のフリーツアー客の増加を受け、このほど観光工場の広報用パンフレットを特別刊行した。このパンフレットでは、すでに開館している台南地区の観光工場13軒が紹介されており、今後3月中旬と4月に相次いで開館する2軒は改訂版の中に加えられる予定となっている。


 殷主任秘書によると、すでに開館している13軒の観光工場の内、「特色グルメ」のカテゴリーに属するものは、隆田酒工場の北虫草文化展示パーク、黒橋牌ソーセージ博物館、瓜瓜園─サツマイモ生態物語館、「おしゃれと文化創意」に属するものは台南家具産業博物館、皇尚─漾魅力音波体験館、宏遠紡織生態工業パーク、志鋼─台湾金属創意館、康那香不織布創意王国、そして「健康とバイオテクノロジー」のカテゴリーに属するものは立康漢方薬産業文化館、港香蘭グリーン健康知識館、炳翰人参王国、順傑─新百禄ツバメの巣観光工場、麗豊─微生物発酵館となっている。


 広報用パンフレットの中では、北虫草文化展示パークは台湾で唯一バイオテクノロジーと酒造技術を結び付けた養生観光工場であること、瓜瓜園生態物語館では、かつて台湾の最も苦しい時期を人々と共に乗り越えて来た食材が、いかにして今日のような人気沸騰の美味しい健康食に変貌したのかを知ることことができるなど、知性と感性が兼ね備わっていることが紹介され、各観光工場の特色が一目でわかるようになっている。