台南が観光工場を推進 四本の矢が一斉に放たれる | 2014/02/27 |
出所:タイムズビッグニュース 時間:2014/1/16 午後 04:48:31 作者:【台南ニュースセンター/報導】 ニュース編集/楊婷凱
台南市は観光工場発展協会の取り組みを積極的に進め、台湾最大規模の観光工場都市となるべく、「古都/Factory撮り歩き」を観光の主力企画と定め、今最もホットな観光市場への進軍を開始した。また、養生と健康・ものづくり・美食体験・幸せライフという4大旅行テーマに地域を分け、台南を訪れたいという消費意欲を刺激し、関連する観光ビジネスチャンスの拡大を狙っている。 台南市観光工場推進発展協会の荘世豪理事長は次のように語る。「台南の観光産業の発展と、グローバルな産業観光化の趨勢を受けて、台南の伝統産業は次々と『観光工場』へとモデルチェンジし始めている。産業、教育、経済と地元の文化を結びつけ、さらにそこに文化創意と観光の要素を加えて、独自の産業的特色、歴史的文化や教育的価値を持つ観光工場をつくりあげ、新たな観光ブームを起こすばかりでなく、永続的に営まれてゆく伝統産業の新たな大海原を生み出したいと願っている。」 荘世豪氏はまた、「台南の観光工場は、直轄市に昇格する前は5つあり、今では更に8つを育成して審査に合格して観光工場として成立させることに成功しており、目下合計13の観光工場が存在し、その中には立康漢方薬産業文化館や台湾金属創意館といった優れた観光工場が含まれる。そのほか、現在12の工場が育成中で、1~2年以内には25工場という集団規模にまで成長し、台南は台湾最大規模の観光工場都市となるだろう」と強調する。 今後誕生する観光工場には、後壁区に位置する「CADOZEA良食物語館」、官田区の「天一漢方薬生活文化園区」、佳里区の「台湾漢方薬観光工場」、「台湾日宝サバヒー観光工場」、安南区の「和明織物文化館」、「吉而好文創」、仁徳区の「虹泰ハイドロゲル世界」などがある。 当該協会は、台南市の観光工場計画と観光入込客数倍増計画を推進するため、台南市政府経済発展局および観光旅行局と共同で「古都/Factory撮り歩き」をPR、各観光工場を台南の地図上で結び、台南の公共路線バスを組み合わせることによって、低炭素・グリーンエネルギーの観光という目標の実現を図る。この「撮り歩き」に参加すると、バス運賃の優待が受けられるほか、台南市の各観光工場の見学や優待価格での買い物もでき、写真を撮ってフェイスブックにアップロードすれば、数量限定の素敵なお土産も手に入る。
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