バスでディープな旅を 台南風情を感じよう! | 2013/12/09 |
http://news.cts.com.tw/cts/life/201309/201309281316839.html 資料出所: 2013/09/28 18:58 王美雅 徐靖壹 リポート 地区:台南市リポート 多くの人々は、バスを通勤通学の交通手段と考えているだろう。でも、安くて便利なバスは、とてもいい観光の仲間でもあることを、あなたはご存知だろうか。台南で真っ先に打ち出されたのが、有名人を観光ガイドに、6大幹線のバスに乗って、台南の風情を感じる旅だ。国外で盛んなバス旅行と同じように、カメラを手に小さなバス旅行に出かけよう。 イギリス・ロンドンの街を行き交う赤の2階建てバス、それは最も人目を引く街のシンボルの一つだ。バックパッカーはバスに乗ってロンドン・アイを通り過ぎ、ゆったりと街を心ゆくまで堪能する。ドイツ・ハンブルグ。街を這うようにして走る二連節バス。融通がきくバスは、外国の旅行客を乗せてハンブルク港を通過していく。海外で盛んなバス旅行は、昔から変わらずバックパッカーのお気に入りだ。そして今、台湾でもある都市で、バス旅行の風が起こっている。 台南の麻豆で、今日バスに乗っている人々は、通学するのでも、出勤するのでもない。彼らはバスに乗って、台南の地元の風情を味わっているのだ。眼前のこの電姫戯院は麻豆の盛衰を見守ってきた。かつて侯孝賢監督の目に留まり、彼の心の映画館になった。日頃目に留まらないスポットを、今は有名人によるガイドで訪れる。今日は、旅行の達人工頭堅さんの案内で、裏通りの隠れた見所を探索、街をゆっくり歩いて、麻豆老街のバロック式古建築をじっくり味わい、それから路地の古い市場へ行って、隠れた地元の老舗店のグルメに舌鼓を打った。 台南市政府は今年2月から、積極的にバスの高速輸送化を進めており、改めて6大幹線バス路線を設計しなおし、支線と組み合わせて、楽しいバス旅行で台南の新しい気風を感じる旅を提唱している。人々にこの6大幹線をよく知ってもらうため、それぞれ有名人のガイドによるツアーを計画、街の各地区隅ずみにまで足を伸ばしてもらう。都市作家の王浩一さんの案内では、文化や歴史にどっぷり浸る。自然観察家の劉克襄さんは農家の自然景観を堪能させてくれるし、文化歴史関係の専門家が廟宇の習俗を事細かに案内してくれたりもする。写真に興味がある人は、旅行カメラマンの崔祖錫さんの案内で、撮影のベストスポットを訪れ、想像もできないような山水の絶景を捉えてはいかがだろうか。 |