資料出所:姚正玉記者/台南リポート 2013/09/10 18:26 台南-香港間の直行便が開通してから今日まで、搭乗率は安定して増加しており、チャイナエアラインは年末までにフライトを一日一便に増便することを検討している。チャイナエアライン香港支店が台湾を訪れる香港人に行った調査から、香港の旅行客はエコ向きの田園の旅を特に好み、台南のグルメ、塩田の生態、文化の様子に最も関心があるが、台南の交通が不便なので改善を期待していることが分かった。 チャイナエアラインは7月中旬に台南-香港直行便を就航したが、現在往路の搭乗率は8割近くに上り、旅客数が安定的に成長していることから、チャイナエアラインは増便の可能性を検討している。香港地区の旅行業界は9月末に300人を募集してツアーを組み台湾を視察することにしている。
チャイナエアライン香港支店社長の唐慧明氏は、チャイナエアラインは年末までにフライトを一日一便に増やす可能性があると述べた。唐氏は、台南市には独特の魅力があり、山や海、塩田、マングローブ林のトンネルがあって、物価も手頃、人も親切で、それが狭い土地にひしめき合って暮らす香港人、特に若いバックパッカーにとっては目新しく、心奪われるものなのだと指摘する。
唐慧明氏は更に、香港のいくつかの学校では学生を台南へ連れて行き、生態系や歴史古蹟を学ぶツアーを計画しており、市政府は業界の連携、観光スポットづくりや農産物のPRを強化し、徐々に台南市の知名度を高めていると強調する。 しかし、自由旅行の多い香港の旅行客にとって、台南市の交通政策は不便を感じさせるもので、公共交通システムの強化は喫緊の問題である、と唐慧明氏は率直に述べる。唐氏は、ディープな旅の路線や自転車・バイク路線をより多く計画して、多様な選択肢を提供し、香港の旅行客の受け入れ度を高めるべきだと市政府に提言している。 |