首頁/ 最新消息/ 観光法整備 大陸観光客の自由旅行が盛況の見込み
観光法整備 大陸観光客の自由旅行が盛況の見込み 2013/12/09

資料出所:旺報 【記者李鋅銅/台北リポート】 2013-10-22 02:03

大陸観光客の台湾自由旅行がブームである。大陸の携程旅行ウェブの何勇副社長は21日、2013旅行フォーラムで、「台湾の旅行業者と話をすると、多くの人は、大陸の『観光法』の施行後は台湾への団体旅行には影響があるものの、自由旅行の観光客は5割増加が見込まれ、「3桁」にまで達するのではないかと考えている」と指摘した。

 2013旅行フォーラムは21 日午後、「自由旅行の動向と対応法」をテーマに、何勇氏を招いて「自由旅行市場の展望」について語ってもらった。何勇氏は、2013年は自由旅行が「大いに流行する」一年だと述べた。

 国内・海外の自由旅行、どちらも人気

 彼によると、今年の上半期、大陸の旅行社の手配で旅行した人の数は昨年同期比で1割以上増えたが、しかしそのうち団体旅行の人数は、自由旅行の人数が明らかに増えたため、少なくとも1割減少した。彼は台湾を例に取り、「今年の4月、台南から列車で観光スポットへ向かったが、台湾の公共サービスは素晴らしく、台湾の観光地の入場チケットも高くなかった。逆に大陸のチケットは比較的に高く、自由旅行の出足しに影響している」と話した。

 大陸では近年自由旅行が大人気だ。国内の自由旅行の目的地ベスト10は、リゾート・レジャースポットが中心で、ベスト3は三亜、厦門、麗江、次いで九寨溝、桂林、北京、成都、青島、西安、杭州だった。旅行者については、女性が約55%を占め、男性を上回っており、また旅行者の主な年齢層は23歲から45歲であった。現時点で、すでに大陸の60の都市から世界各地に自由旅行に出かけているが、今年も国内・海外とも自由旅行ブームは続くと見られる。

 消費力に応じて田舎町探索をプラン

 台湾観光協会の張学労名誉会長は、「自由旅行の旅行客は消費能力に応じてプランを立てることができ、台湾各地の田舎町にももっと足を伸ばすことができるようになる。地域の区分化や多元化、若返り、そして短期間の旅行のいずれの推進についてもプラスの作用がある」と述べる。

 張会長は、「今、両岸の直航便は毎週670便にまで増えている。両岸の旅行の行き来の方法も、空の便から、大型定期客船を含む海上交通の直行便にまで広がり、両岸の観光の往来、相互協力の基礎をより一層加速させるだろう」と話す。