首頁/ 最新消息/ 台南観光.農産品.医療説明会 大成功を収める 香港旅行業者は台南への早期訪問を約束
台南観光.農産品.医療説明会 大成功を収める 香港旅行業者は台南への早期訪問を約束 2013/09/13

掲載日:2013/7/20 午後04:17:22(07/20 永華市政センターより発信)
発行人:広報・国際関係処 陳瑋琳
撮影:広報・国際関係処 薛斐銘

台南市政府ならびに市議会からなる「幸福台南」訪問団は本日(20日)で3日目に入った。午後に行われた「台南観光.農産品.医療説明会」は今回の訪問の重要な目的の一つで、香港旅行業者から熱烈な反応を受け、台南市の美容医療、バリアフリー旅行及び投資方法などについても多くの質問が寄せられた。頼清徳・台南市長は、帰国後、さっそく経済開発局、衛生局、観光局などの関係部署と連携を取り、ワンストップ窓口を設置し、香港、マカオ地域向けに台南観光に関する総合サービスを提供していく旨を述べた。プレゼンを聞き終えると、当初疑問や不安点を抱えていた香港旅行業者も、さっそく観光ツアーを組み、9月に台南を訪問したいとの意向を示し、一部の業者からは業界関係者による観光視察を希望する声も聞かれた。そして、賴市長は、「台南と香港間の飛行時間はわずか1時間程度で、近い将来、お互いにとって気軽に行き来できる生活圏となるはず」と期待を込めて語った。

台南市政府は同日午後3時にカオルーン シャングリラ ホテル宴会ホールにて「台南観光.農産品.医療説明会」を行い、頼清徳台南市長をはじめ、秘書長・陳美伶氏、観光局局長・陳俊安氏、衛生局局長・林聖哲氏、農業局局長・許漢卿氏および広報・国際関係処処長・趙卿惠氏等の市政府関係者が出席し、150名を超える香港旅行業者へ台南市の観光PRを行った。会場には台南市旅行工業及び度小月担仔麺、関廟鉄金鋼鳳梨酥、周氏蝦捲、翰林茶館、芸群皮膚科クリニックなど地元の名店も応援に駆け付けた。

参加した150名以上の香港旅行協会メンバーには香港旅行業議会総幹事・董耀中氏、香港中国旅行協会秘書長・陳立志氏、中華航空香港支社総経理・唐慧明氏、香港各旅行業者の総経理が含まれ、安達、西敏、永安など香港の大手旅行業者も出席し、会場は人で埋め尽くされ、大盛況のうちに幕を閉じた

説明会では、まず台南市を紹介する10分ほどのムービーが放映され、台南の進歩と変化に対し、会場からは賞賛の声と同時に盛大な拍手が送られた。賴市
長は、香港側の温かい歓待に感謝の意を表した後、「中華航空の台南、香港間チャーター直行便就航により、台南と香港間の飛行時間が1時間に短縮され、生活ペースの速い香港の皆さんが台南を散策しながら、台南のゆったりとしたライフスタイルと幸福な時間を感じてもらえるのは実に喜ばしいことだ」と話した。

その後、香港旅行業議会総幹事・董耀中氏が香港旅行業者を代表して台湾市政府ならびに市議会関係者一行を歓迎する旨の挨拶を行った。同氏は、台湾の友人からいつも「台南を訪れなければ台湾へ行ったとは言えない」と聞かされていることに言及し、「台南の美味しい海の幸、高度な美容医療技術は香港の観光客にとって、きっと満足できる旅になるはず」と台南の観光魅力をアピールした。

次に、市政府観光局局長・陳俊安氏は、「台南は多くのグルメ、寺院、自然環境、古跡が残る古都として知られ、またグルメ旅行誌「ミシュランガイド」に三ツ星スポットとして紹介されている観光スポットの大半が台南に集中している。そこで、台南市政府は3つのミシュランガイド推薦スポットを巡る散策ツアーを企画し、そのなかで、西浜宗教漁塩ツアーが潟湖、塩田、クロツラヘラサギ、寺院などの定番スポットが盛り込まれていることから、台湾旅行金質賞で第一位の栄耀に輝いた」と話した。

会場内の旅行業者は鮮やかな赤色をしたマンゴー、安平紅樹林グリーントンネル、台湾のヴェルサイユ宮殿と称される台南都会博物館奇美館の紹介動画を見るや、次々と携帯を取り出して写真を撮り始めた。そして、台湾の大文豪・葉石涛の名言「台南は夢を見、働き、恋愛し、結婚し、悠然と日々を過ごすのに最適な場所だ」が紹介されると、会場から拍手と笑いが起こった。

これに続いて、農業局長・許漢卿氏は「農業の街」の角度から台南の春夏秋冬、四季折々の農産物とレジャー観光農園について紹介するとともに、「台南ならではのゆったりとした生活スタイルと自然を楽しんでほしい」と述べ、香港の観光客誘致に対する強い意気込みを見せた。

衛生局長・林聖哲氏は、市政府衛生局のおすすめ情報に基づき、台南成功大学および奇美の二大医学センター、6軒の地域病院および16軒のクリニックが提供する人間ドック、美容医療および審美歯科などの医療サービスを紹介した後、「台南市の総医師数は3200人以上と、医師密度は、全国で一番高く、衛生局が推奨する医療機関はいずれも厳しい審査によって選定されたもので、医療の合法性と安全性はもちろんのこと、ここ数十年、医療トラブルは一切発生していない。また、医師公会による支援体制も整っている。言葉の通じない日本や韓国に比べ、香港と台湾は同じ言語を話すので、医師と十分な意思疎通がとれ、それぞれの希望に沿った医療サービスを受けることができる。香港の皆さんには台湾を楽しみながら、美しく健康な姿で帰ってほしい」と述べた。

台南市医師公会理事長・王正坤医師もステージに上がり、美容医療の料金について説明した。そのリーズナブルな価格に香港業者からは一斉に拍手喝采が起きた。愛港漂社団に所属しているある女性はすぐに「九月にぜひ台南に行きたい!」と話し、好反応を見せた。

この他、可能であれば月に2~3度は台南に足を運びたいのだが、航空定期券は販売されるだろうか、と尋ねる人もいた。これに対し中華航空は定期券の販売を早急に検討するとの考えを示した。このほか、 仕事の関係で香港に長期滞在中の中国人からはビザ申請手続きの簡素化を求める声が寄せられ、台湾観光協会香港事務所主任・王春宝氏は諸課題を一刻も早く克服して改善を図っていくと約束した。場内の香港旅行業者は香港旅行業議会総幹事・董輝中氏に旅行業者からなる視察団の結成を提案し、董耀中総幹事は関係者の支持が得られれば、早急に着手していきたいと答えた。

台南で生まれ育ち、学生時代を過ごしたある女性が、香港で事業を立ち上げ成功を収めたのをきっかけに、台南への投資を通じて故郷に貢献したいと述べ、台南市の投資相談窓口について熱心に質問した。これを受けて、頼清徳市長は、「チャーター直行便の就航により、台南への帰郷が更に便利になるので、台南への投資を歓迎する」と呼びかけ、台南へ帰郷後、早速経済開発局および関係部署と連携をとり、ワンストップ窓口を設置すると約束した。

最後に、賴市長は台南市を代表して200名近い旅行業者に最高級マンゴーとパイナップルケーキを贈呈し、会場は廊下まで大勢の来場者で賑わった。