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台閩之星アモイ行き直行チャーター船、9月より就航 2013/09/13

自由時報 – 2013年7月16日 午前8:44

安平-アモイ間を結ぶチャーター船台閩之星が9月より就航
〔自由時報記者蔡文居/台南〕1000人以上の収容人数を誇る高速貨客船「台閩之星」は先週、安平港に寄港し、9月12日に南区下林玉聖宮の直行チャーター船としてアモイへ向かう予定。船舶会社は、今後の需要動向を見ながら、週1便のペースで安平、アモイ間を往復する定期直行便の運航を検討する意向を示した。
頼清德市長は昨日、市議員・林美燕氏、盧崑福氏らとともに台閩之星に乗船し、操舵室はじめ船内各所を見学した。船内設備と座席を見た一行は、「これは快適そうだ!」と親指を立てて称讃した。
総支配人の林姿儀氏は、「台閩之星は基隆を母港としており、最大収容人数は986人で、貨物倉には約250台の自動車または700トンの貨物を積載することが可能。市政府の支持を得て今後も需要の増加が見込めれば、安平、アモイ間を往復する定期直行便の運航を検討したい」と前向きな姿勢を示した。
同氏はまた、現時点では既に玉聖宮の巡礼団からアモイ行き直行チャーター船の予約を受けており、台閩之星の航海速度運航スピードからすると、安平からアモイまでの所要時間は約3時間で、将来、定期便の就航が実現すれば、運賃は6000元程度となると見込まれ、小三通(地域を限定した中台間の交通政策)の費用とさほど変わらないと強調した。
これに対し、頼清德市長は、市政府として最大の支援を行い、行政手続がスムーズに進められるように協力することを約束。そして、8月15日には副市長・許和鈞氏をリーダーとする代表団が福建泉州を訪問し、安平とアモイ間の航路開設についての話し合いを進めることを明らかにした。
頼清德市長は、「台南、香港間を結ぶ定期便の就航に伴い、台閩之星の安平、アモイ間定期直行便を実現させることができれば、空、海の交通網が完備され、台南の経済・貿易の発展に大きく寄与できるはず」と強い意気込みを示した。