2013/03/26 18:41 中華日報 記者施春瑛/台南 台南空港のチャーター便業務に間もなく大きな変化が起こりそうだ。中国東方航空は既に民航局へ4月度の台南-武漢チャーター便を申請した。4月13日から毎週3往復、運航状況が良好であればこれらの固定便は少なくとも半年間継続される。 台南空港は一昨年国際空港に昇格したものの、国際チャーター便業務は伸び悩んでいた。ここ2年間、台南発の国際チャーター便は数えるほどしかなく、一昨年が3便、昨年が1便、今年は年末になって沖縄行きチャーター便2便が運航したのみで、結局総計しても6往復便に過ぎない。 しかし来月から、台南空港のチャーター便業務に大きな進展が期待される。台南飛行場主任張東亜は、東方航空が4月13日から毎週火、水、土曜日に武漢-台南の往復チャーター便各1便を運航すると発表した。東方航空は既に立栄航空との間に交渉をまとめ、地上業務は立栄航空が請け負うことになっている。 立栄航空会社職員によると、目下東方航空は4月分のチャーター便を申請したのみであるが、近日中に職員を空港に派遣して環境や作業手順の詳細調査を行い、もし初期の運航状況が良ければ、この固定チャーター便は少なくとも半年は続けられる可能性が高いという。 昨日、台南飛行場は書類を税関、検疫等の機関及び台南市政府に送り、まもなくやってくる過密チャーター便のための準備を整えた。張東亜は、東方航空のチャーター便は午後5時半入国、1時間後の6時半には出国しなければならず、出入国時間が相当に接近しているため、今までのように時間的余裕をもって処理できる状況とは大きく異なるため、台南飛行場にとっては一大試練であるが、臨機応変な対応ができる体制を確保しており、必ず今回のチャーター便業務を完遂できると述べた。 今回の東方航空による台南-武漢チャーター便の申請については、市政府に限らず、地方の旅行業者さえも集客依頼を受けていない。このため初期の客層は中国の団体客がメインとなることが予想される。 |