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台南五條港そぞろ歩き 現代アートと伝統の融合を見る
 

出所:【聯合報/記者鄭維真/台南報道】2014.02.19 03:56 am
 

台南市観光旅行局は、市民にエリア別の散歩やガイドを通して現地の文化や風情を理解してもらおうと、今年新たに「塩水月津港散歩ルート」、「五條港そぞろ歩きの旅」という2つのミシュラン三ツ星観光ルートを開設した。

 

現在台南には古都歴史散歩、安平旧市街巡礼、西濱宗教漁塩巡礼、そして昨年12月にスタートした関子嶺温泉の里そぞろ歩きの旅という4つのミシュラン三ツ星旅行ルートがある。

 

西濱沿海の観光スポットは帯状に分布しており、エリアは広範囲に及ぶ。観光旅行局の陳俊安局長は、「昨年は塩山だけでも100万人、井仔腳瓦盤塩田では40万人の観光客が押し寄せ、市街地の観光客数に負けていない。ミシュラン三ツ星ルートが確かにこのスポットの人気を増幅させていることがわかる」と語る。

 

西濱観光ルートを除く他の5ルートはエリア別散歩と予約制専門ガイドの形をとっており、文化的な観光が軸となっている。観光客は塩水月津港散歩ルートを通して、かつての塩水港は東・南・西の三方が水に囲まれ、新月のような形状であり、そのために「月港」あるいは「月津」と呼ばれるようになったことを知ったり、また塩水へ行って最高の保存状態を保つ木造建築「八角楼」を見学したりすることができる。

 

五條港のそぞろ歩きの旅では海安路や神農街を巡り、古都台南の歴史の移り変わりや、現在この地域で繰り広げられている伝統と現代アートの融合といった側面を見ることができる。

 

陳俊安氏によると、二・二八平和記念日を含む連休期間には、古都歴史散歩と安平旧市街巡礼の2ルートにおいて計9回にわたる無料観光ガイドサービスが提供されることとなっており、観光旅行局のオフィシャルサイトからの予約が可能とのことである。